タイトル

わ た し の 大 切 な お と も だ ち


写真   ウォルドルフ人形は、シュタイナー教育の思想からうまれた手作りの抱き人形です。
「なるべく自然な素材を使って作る」「丈夫に作る。元気でしっかりした子にする」「目や口を小さくつけて、いろいろな表情に見えるようにして、想像の余地を残す」など、子どもたちにとって、その時々の気持ちに寄り添ってくれる大切なお友達になれるように、いくつかのポイントに気をつけて作られています。


このお人形は、15・6年前に娘に作ったお人形です。
たまたま本に紹介されていたお人形を見て、その素朴な愛らしさと、どこか娘に似た姿がすっかり気に入ってキットを取り寄せ見よう見まねで作りました。娘のお人形はどんなときも彼女のベットの上に置いてありました。15年の間には娘にとって本当に苦しい時期がありました。その間この子がずーっとずーっとお友達でいてくれました。24歳の今もまだベットにおかれています。
本を頼りに作ったお人形は、基本がちっともわからないまま作ったために今ではよれよれになってしまいました。それでも、先生に習って作ったちょっと上達した新しいお人形よりも、よれよれの杏ちゃんがお気に入りの娘です。
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トライアングルでは月に一度、講師の先生をお迎えして人形作りの教室を開いています。
ゆったりと和やかな教室です。ご興味のある方はお問合せください。
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